30代独身リーマンのつぶやき

30ちょい独身リーマンが会社、婚活、政治、趣味などを主観で語るblog

主観的独り暮らしと収入と結婚の相関

最近引っ越しをした。

元々引っ越し前も会社に近い方が楽という理由で都心部に住んでおり、別に転勤になったわけでもないが、今の部屋が手狭になってきたので広い部屋を求めて引っ越した。

前に住んでいた部屋も相場よりだいぶ安く場所も悪くなかったが、25平米とやや狭く、ものが溢れてきたことによる整理も兼ねての引っ越しである。

あまりモノには執着はない方だとは思っているが、服なども毎年コツコツ買っていくとやはり増える。

ということで、引っ越しは大掃除と過去の清算wwを兼ねているのだww

今の部屋は場所と安さ、それなりの広さを気に入り5年くらい住んでいた。

住み始めより収入もそれなりに上がり、手狭になってきたこともあり多少家賃は上がっても「いい部屋」に住みたいと思ったわけである。

大学で上京してからこれで3回目の引っ越しだ。

結論から言うと新しい部屋は、「理想」とまでは言えないが概ね要望を満たして気に入っている。
その分家賃も上がったか許容範囲だし、何より広くて防音がしっかりしてるのがよい。
そして、コンビニが目の前という利便性。

これまではいざ捨てるとなるとめんどくさいと思い、そして残業が多く夜も遅かったので「寝れればいい」という時期も長かったので家具なども必用最低限しか揃えてなかった。

しかし、この春、同じビル内で別部署に異動し、比較的早く帰れる(平均すると19時~20時)ようになり、家にいる時間が増えてきた。

すると、なんかこう、もっと居心地がいい空間で過ごしたいと考えることが増え、ちょうど更新の時期だったこともあり思いきって引っ越したわけである。

街としては気に入っていたので、場所的には新旧住まいは1Kmしか離れてないがww

快適な、居心地がいい空間とはなんだろうと考えると、実は奥が深い。

もちろん、人それぞれ千差万別だろうが、自負にとって快適な空間を考えたところ、「不満が少ない」ことだと分かった。

例えば、ゆったりとしたソファーが欲しかったが、これまではスペースもなかったので我慢してたが、うん、いいソファーを買いました。

これまでは家具もとりあえずあったものを使っていたが、好みの色カタチのものを買い揃えました。

そして、それら欲しい家具などを揃えても窮屈に感じないスペース。

ただし、家具もそりゃいいもの買おうと思えばお金がかかる。
そう、ただ金を出して揃えてもそりゃそうだとなるだけで、なんとうか当たり前の満足しかなくて芸がないよなぁ。

そんなわけで、家具はコツコツとリサイクルショップをまわったり、オークションなどで仕入れたので、ソファーからタンスから食器棚から全部揃えても10万円くらいで済んだw

同じものをフツーに買ってたら3倍、4倍かかったわけで、この「お得に買った」ことが振り替えって一番の満足なんだなと。

単にケチなだけだろ?というのはともかく、等価交換を大幅に下回る費用で求める環境を揃えたことの満足感が一番の快感かもね。

だって、カネを積んだら後で気になる細かいことも、このコスパだから許せるわけで。

そんなこんなで、30越えて初めて住まいに満足した今日この頃。

そして、副次的効果として「早く家に帰って快適な空間で過ごしたい」という気持ちが芽生えた。

まぁ当たり前かも知れないけど、自分としては「仕事を早く終わらせて家に帰りたい」というインセンティブができたんだ。

これまでは「別に家に帰ってもだらだらして寝るだけだし」とムリに早く終わらそうとしなかった仕事も「早く帰りたい」が勝って効率的になったかもww

自分的に言えば「働き方改革」とうより「家で過ごしたい改革」かな。

なんか、家庭円満な人限定だけど早く家でゆっくりしたい、っていう気持ちが今更わかったなww

逆に家(環境、家庭)の環境がよくないと早く帰りたいインセンティブが働かないわけだけど、これって地味にすごく重要なことかもと思って、「部屋/家庭環境の満足度」と残業時間とかの相関データとか取ったら面白いかも。
※もちろん、会社の状況や繁閑など数えきれない因子があり単純には言えないので、例えば何らかの定量値の分母を置くことが必要

そして、もう一つ、独身の場合、この「快適で居心地がよい部屋」が結婚へのボトルネックかもと思っている。

当たり前かもしれないが、独身なら自分の財力と環境と時間が許す限り「自分が快適になるための投資」ができるわけで、「自分のための投資によるリターン」を結婚によって失う恐怖(とあえて書く)を結婚によるリターンが上回ると思えない限り、自分だったら結婚しなくてもいいと考えてしまう。

もちろん、それが結婚という制度への安心感、子供が欲しい、一人は寂しいとか、もし一つの要素でも、独身リターンを上回ることもあると思うので、あくまで仮説であるけれど。

特にどうしても出産年齢がある女性に関しては、出世や働き甲斐と同じくらい、「自分の満足している環境」を手放すのはハードルが高いんじゃないかな。

そら、無理して結婚して生活レベル落としたくないっていう気持ちもワカる。

(絶対ないとおもうけど)格差が是正されて独身の皆様がも自分の生活レベルが満足、と感じちゃうようになったら更に少子化への傾斜が高まるだろうね。


ちなみに、仮説についてすごーく狭い範囲だが、我が社の独身アラフォーの皆様に当てはめると、結構当たってるかもと思う次第。

え、おれ?
引っ越し直後でようやく自分のレベルの範囲ではあるが、ようやく手に入れた満足できる住環境を今すぐ棄てる決断は。。。
それを上回る女性に出会えなければ、しばらくはこの快適な空間を楽しみたい、かな。

いや、わかんないけど今はそう思ってる!!