30代独身リーマンのつぶやき

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都民ファーストの大勝

今日は東京都議会議員選挙だ。

夕方に投票に行ってきてそのまま買い物へ。

帰ってきてテレビをつけたらあらら、自民党が過去最低議席(2009年の民主党大勝時)の38議席を下回るってさ。

正直、自民党は好きになれないし、民進党って今さら何?なおれだけど、都民ファーストの大勝はちょっと複雑。。。

幹事長の音喜多都議は同年代で、三回くらい直接話したこともあり、しっかりした好青年ですよ。

多分言ってもいいと思うから書くけど、「政治を志したきっかけは女の子にモテたいから( ・`д・´)キリッ」と堂々と言ってた人が地方議会とはいえ、数十議席の党を率いる幹事長だもんねww

初めて立候補された四年前に北区の西ヶ原あたりで朝立ちしてたのを何度か見て、年齢も近いし、「同じくらいのトシなのにすげーなー」ってのが、ブロガー議員として有名(一部では火付け師とも)になり、わずか二期目で幹事長ですよみなさん!

一応、野望は最年少総理大臣と言ってたから、今回の都議会最大会派幹事長をステップとして、次は国政かな?

ただ、都民ファーストを見てるとどうしてもオリジナル大阪維新の会みんなの党に似てる薫りがぷんぷんするんだよなー。

というのも、結局は自民党民進党から逃げ出した現職が結構いるし、旧来の政党に染まった人と、30代のある意味チャレンジャーの新人議員とうまくやってけんのかね。

公約は色々あるけど、とりあえず情報公開は結構だが、公開されると困人がいるわけで、多分裏では相当なバトルになるんでしょう。

そして、築地の百条委員会じゃないけど、過去のことに言った言わない、責任の擦り付けあいにパワーを使うとこまでは見える。

そして少なくとも過去の悪行へのケジメには有効だけど、だからと言って情報公開は神さまでも何でもなくて、事実を事実として伝えてること以上のものは無いからね。

もちろん、情報公開はされるのが本来当たり前で、都民ファーストの大勝で東京都もようやくその端緒に着いたわけだけど、既に情報公開が進んでいる自治体で、何か目覚ましい「生産的な意味」での成果とかあったのかな?
少なくとも「ポジティブ」なニュースのネタになるレベルのことは知らないなぁ(自分だけ?)。

情報公開したから無駄金がカットできた分都民税が安くなるとか、保育園が計画より多く作れましたなんてならないだろうし。

マスコミだって世間だって最初こそ色々注目になるんだろうけど、それが当たり前になってくるとニュース性もなくなる。

有権者もニュースにならない=ちゃんとやってるの?的な発想になるよね。

だから、風頼みの地盤もない新人は注目されて、顔を売ってなんぼだからまた記事になるネタを探すんでしょう。

結局は急進改革派と穏健改革派がバトルを起こして、それぞれの塊に分裂、そして、結局自民党出身者は自民党に逃げ戻るみたいになる気がしてるのは自分だけ?

特に自民党民進党からの退避組の人たちってよくも悪くも職業政治家だから、まずは当選できることが最大の目標であるわけだし。

理想じゃ飯は食えないし家族養えないよね。

だからと言ってそれはそうだし、議員だって「ちゃんと生活できる」からこそ議員をやれるわけであって、当選してなんぼって考え方を責めることはできないです。はい。

だって、小池知事がそうじゃん。
華麗なる自民党退避組だもんさ。